◎原点は子供の頃の母の病気
実は私は東京生まれ。両親の経営する小さなお肉屋さんの娘でした。しかし、母は糖尿病でその病状が私が中学生の頃からだんだんと悪化し、それをそばで見ていた私は心配と不安で10円はげができるほどでした。
その後も病状は良くなる事は無く、元気のない母を見るたびに、何とかしてあげたいけどどうにも出来ないもどかしさの日々。そして、母は私が高校生の時に亡くなりました。
◎食の大切さに気付く
病気の母を見ていた私は、漠然と食事には気を付けなきゃ!と思っていましたが、当時はたいして食の知識も無く、一日30品目を摂ろう!とか、野菜を沢山食べよう!とかしか思っていませんでした。
食に本格的に向き合うようになったのは、結婚し子供が生まれてからです。母の病気を見てきた私は、とにかく家族には健康で、笑顔でいてほしいと強く思うようになりました。それからは自然食品のお店に行ってみたり、様々な食に関する本を買って読むようになり、本当の『食』の大切さがだんだんと分かってきました。
今まで良いと思っていた事が逆効果だったり、母にこんな食事を作ってあげてたら少しは良くなってたかも、など色々と知れば知るほど、食の大切さに気付かされました。
家族の健康を守り、そして笑顔あふれる家庭にする!それが私の使命だと思っています。
